ペンキ屋の悲しき娘
ずいぶん前に話しかけた。
だが今は全く近づいていない。
彼女は病気なのだ。
そのことを妹が話していた。
妹はペットショップに勤めていてよく話をする。
だが、かんじんな姉とは話ができない。
俺のあらゆることはここから始まっているんだ。
そうだ。俺のなにもかもここから出発しているんだ。
怒りも何もかもだ。
「ペンキ屋の悲しき娘」とはこの女のことである。
何もかもこれだ。
お前のせいといいたいぐらいに!
女は以前真っ赤になって照れた。
俺はこう思った。
「この女は俺が好きなんだ!」
どういうことでこの女が悲しい娘か?
それは簡単ではない。
何か女の感情のようで入り組んでいる。
簡単に答えが出せたなら・・・俺はすっきりするだろうに!
女はすぐ隠れる。
そして家の中に入って出てこなくなる。
それは1日中でドアは閉ざされたままだ。
中から女の泣き声が聞こえてくる。
小さく低くすすり泣いている。
どのような理由か・・・
後にこの小説が説明するだろう!!
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